【書評】ライフシフト-100年時代の人生戦略を読んだ感想!

【書評】ライフシフト-100年時代の人生戦略を読んだ感想!

こんにちは!タカヒロ(@sugarsalt123)です。

『ライフシフト 100年時代の人生戦略』を読みました。

今後の人生について深く考えさせられる本で、わたしが新しいスキルを身につけようと勉強するきっかけになった本です。

ライフシフトの著者をご紹介します。

  • 著者:リンダ・グラットン
  • 著者:アンドリュー・スコット
  • 訳:池村千秋

お二人ともロンドン・ビジネススクールの教授で、リンダ・グラットンさんは、人材論、組織論の世界的権威

アンドリュー・スコットさんは経済学教授で、前副学長を務めていました。

ライフシフトでは、世界の平均寿命が伸び続ける今、これからのライフスタイルの変化にどう対応するべきか教えてくれる本です。

本記事では、ライフシフトの要約から感想をお伝えします。

ライフシフトに学ぶ!長寿化による変化


ライフシフトでは、長寿化により、ここまで寿命が伸びる確率が半分以上あると語っています。

  • 現在20歳は100歳以上
  • 現在40歳は95歳以上
  • 現在60歳は90歳以上
タカヒロ

ここまで長寿化が進むんですね!
30代のわたしは95歳まで生きる可能性も・・・。
長生きできるなら楽しく若々しく生きたいですね。

ライフシフトでは、長寿化が進むことでライフスタイルに下記の3つの変化が現れると述べています。

3ステージ型の人生が崩壊する


ライフシフトでは、今までの3ステージ型の人生が崩壊すると言われています。


「3ステージ型の人生ってなに?」


3ステージとは以下の人生のステージです。

  1. 教育
  2. 仕事
  3. 引退


今までは学校で学び、社会に出て仕事をし、引退して老後の生活を送るという3ステージの人生が一般的でした。

しかし、長寿化により老後の人生が長くなることで、老後の資金不足が問題になると述べています。


ライフシフトでは、この問題に3人の人物が登場します。

  1. ジャック 1945年生まれ
  2. ジミー  1971年生まれ
  3. ジェーン 1998年生まれ

それぞれ世代の違う3人で、ジミーやジェーンの世代になるほど長寿化により平均寿命が長くなります。

寿命が長くなればなるほど、老後の資金が多く必要になるため、今までの3ステージの人生では資金調達ができません。

老後の資金不足を解消するには、老後のための貯金を増やすか、長く働くかしかなくなるので、新たに人生設計を見直す必要があるのです。

長寿化により、長く働くようになれば雇用も大きく変化する


雇用形態が大きく変化する要因にテクノロジーの発達もありますが、今、世界で流行しているコロナウィルス感染症(COVID-19)が世界を大きく変化させていますね。

ライフシフトでは、テクノロジーの発達により、コンピューターの処理能力が高くなるにつれて、仕事が機械に代替されるといわれており、現に1979年以降は低スキルと高スキルの職は増えているものの、「中程度の雇用が空洞化」していると述べられています。

しかし、テクノロジーの発達が雇用に悪い影響を及ぼすだけでなく、ロボットが人で不足を補ったり、テクノロジーが新しい雇用を生むなど良い影響もあると考えられているのです。

有形の資産と無形の資産のバランスがより重要になる


ライフシフトでは「長寿がもたらす恩恵は、基本的にはもっと目に見えないものだ」と述べています。

目に見えないお金に換えられないものを「無形の資産」、マイホームや現金を「有形の資産」といい、この2つのバランスがより重要になるのです。

ライフシフトでは無形の資産は下記の3つに分類され考察されています。

生産性資産知識、スキル
活力資産心身の健康、幸福感
変身資産人生の変化に適応する意思と能力


今後は新たなスキルを身につけるために勉強したり、交友関係を大切にしたり、人脈を築くことが重要です。

そして、ストレスを溜めない生活を送ることや、健康を保つために運動をするなどの「活力資産」を大切にしていきましょう。

3ステージの人生が崩壊する今、マルチステージで視野を広げ新しい経験や新しいことに挑戦をしてみるという姿勢が必要なのです。

ライフシフトに学ぶ!今後のライフスタイルへの対応


ライフシフトでは、今後の長い人生でどう生活するかを教えてくれます。

人生は3ステージからマルチステージへ!


長寿化により、3ステージが崩壊したことでマルチステージが一般的になります。

マルチステージは、下記の新たな3つのステージあると述べています。

  • エクスプローラー
  • インデペンデント・プロデューサー
  • ポートフォリオ・ワーカー

この3つの新しいステージでは、行動し経験することで学習する機会を得ることが主体となります。

エクスプローラー(探検者)は、さまざまな土地を旅して新しい発見をすることが目的です。

身軽でいるため金銭面は最小限に抑えて行動します。

ライフシフトではエクスプローラーのステージは年齢は関係ないのですが、適齢期として下記があると述べています。

  • 18歳〜30歳
  • 40代半ば
  • 70歳〜80歳

わたしは、身軽に行動するというと若い年齢の人だけなのかと思っていまいた。
70歳から80歳でも世界を旅できるなんて長寿化により、人生を楽しめるのは素敵ですね。

次のインデペンデント・プロデューサーは新しいタイプの企業家です。

「職を探すのではなく、職を生み出す」組織に属さない自由な企業スタイルで、生産活動を通じて学習することが重要と考えています。

そして、ライフシフトでは、新しい世代のインデペンデント・プロデューサーは知的財産を公開し、他の人とシェア(共有)することを大切にしていて、マネされることを高く評価されている明かしと述べています。

わたしはインフルエンサーと呼ばれる人たちが当てはまるのではないかと感じました。

最後はポートフォリオ・ワーカーです。

ライフシフトでは、ポートフォリオ・ワーカーでは、異なる職種を同時におこなうステージだと述べています。


同時にいくつかの職種をこなすのは簡単ではありませんが、刺激があるステージです。

すべての活動に共通するスキルをもつことや、人的ネットワークを広げることが必要なので、移行するのが最もむずかしいステージと述べています。

お金について考える


新しいステージの移行期間にも資金が必要だし、人生が長くなればなるほど、多くのお金が必要です。

お金について考えるときに重要なのが資金計画を立てること。

ライフシフトでは、長い人生において適切な資金計画を立てるために下記の2つの欠かせない概念があると述べています。

  • 自己効力感(自分ならできる、という認識)
  • 自己主体感(みずから取り組む、という認識)

自己効力感をある人は以下の問にも答えられるそうです。

  1. 生活していくために、どれくらい資金が必要か?
  2. 何歳まで仕事を続けたいか?
  3. 自分の金銭面の状況をどの程度把握しているか?
  4. 自分はどのくらい金融知識を持っているか?

わたしは、この4番目の金融知識(金融リテラシー)は知識が薄いと思い、今後知識を深めたいと考えました。

さて、老後の資金ためにと自己主体感を持って貯蓄している、という人はどれくらいいるのでしょうか?


あまり多くないのではないかと思います。

なぜなら、わたしたちは貯蓄よりその場の消費を選んでしまう(セルフ・コントロールができない)からです。

ライフシフトでは、貯蓄とは「消費を延期することにより、現在から未来へお金を移すこと」と述べています。

貯蓄をせず、すぐ消費してしまいがちですが、未来の自分を守るためにも資金計画をしっかり立てておこうと思いました。

時間の使い方を見直す


最後にライフシフトに学ぶ、今後のライフスタイルへの対応は時間の使い方です。

人生が長くなれば、時間も増えます。

ライフシフトでは、とくに休暇時間の使い方が変わり、「レクリエーションからリ・クリエーション」に時間を使うようになる、と述べています。

現在、休暇といえば遊びにでかけたり、買い物をしたりと娯楽で時間を消費するというスタイルでした。

マルチステージが定着すれば、無形の資産を充実させるために時間を使うことが大切。

新しいスキルを身につけるために勉強したり、運動をしたり、交友関係を築くことに時間を使うことが重要なのです。

【スポンサーリンク】

まとめ

  • 一般的だった3ステージが崩壊し、多種多様な選択肢が増える
  • お金の知識を深めるとともに、使い方や貯蓄について再度見直す必要がある
  • 休暇は新しいスキルを身に着けたり、交友関係を深めたり無形の資産を大切にする


この記事を読むにあたり何度も読み返しました。

読めば読むほど、新しい発見がありアンダーラインや付箋が増えていく本です。

今後の人生に影響するかはわかりませんが、”人生を見直すきっかけ”になる本だと思いました。

本記事では『ライフシフト 100年時代の人生戦略』の要約と感想をお伝えさせていただきました。

ご興味がある方は、ぜひ読んでみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

書評

Posted by タカヒロ